お盆のお供えのマナー知ってる?お膳の献立はどんなものを乗せる?


「お盆の正しいおもてなしの仕方を知って、ご先祖さまを気持ちよく迎えよう」

お墓参り

まもなく夏本番。

ここで気になるのが、そのお宅ごとによっての
お盆お供え物に関するマナーです。

特に近頃の若い方々はよく知らないでしょうが、
それぞれの供物に意味があり、正しい供え方があります。

そこで今日は、お盆にお供えするお膳、の並べ方などに
ついて紹介していきますね。

宗派や地域によって多少の違いはありますが、
基本の基はご先祖さまを気持ちよく
お迎えしたいという気持ち。

その気持ちを持って行えば、あなたもお盆の
マイスターになれるかも?

★TOPICS
・お供え物の基本は【五供】?その意味やマナーとは?
・御霊供膳だけじゃない!供物の供えるタイミングはいつ?
・御霊供膳の献立は?
・下げるタイミングは?後始末の仕方は?

 
 

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お供え物の基本は【五供】?その意味やマナーとは?

お仏壇にお供えするものは【五供(ごく)】といいます。

■五供でお供えするもの
①香(線香)
悟りの世界に行く為に通る修行道をさします。

仏前に立つものの心と身体を
浄化するためにつけるのだとか。

近頃のお線香は良い香りのものが増えてきました。

故人が好きだった食べ物や花の香りを
漂わせるのもいいかもしれません。

②花
仏花だからと菊などにこだわらず、故人が
好きだった花や庭に咲く季節の野花を用います。

仏界を高める為に飾るものなので、
お花が枯れないよう努めましょう。

③灯燭(とうしょく)
いわばロウソクをさします。

仏前を明るく照らす事で、仏さまの知恵の
象徴ややがて消えゆく人生への無常が
表されているといいます。

ロウソクはお参りの際には必ずつけますが、
消すときには、息を吹きかけると仏さまに
失礼だとされています。

必ず火消しうちわ、もしくは
手を使って消すようにしましょう。

お盆の場合、このほか仏前に“お盆提灯”を
供え、ご先祖さまが行き来出来るよう
道しるべを灯します。

④浄水
毎日きれいなお水を供える事で、
お参りする人の心を清めるとされています。

⑤飲食(おんじき)
毎日の食事ですね。

普段は家族が食べているものを
お供えするだけで大丈夫。

お盆を始め、彼岸や法事には
“御霊供膳(おりくぜん、またはおりょうくぜん)”と
いって特別なお膳を並べます。

決まった献立のほか、故人の
好きだったものをあげましょう。

お供え物はフタなどを取り、すぐに
食べられる状態にしてあげるのが鉄則です。

御霊供膳だけじゃない!供物の供えるタイミングはいつ?

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御霊供膳に限った事ではありませんが、
どうやら故人に供物をあげるタイミング
悩む人は案外多いようです。

どうやらこちらも宗派などによって違うので
一概にこれ!とはいえませんが、
要は故人にとっての食事。

一番は生きてる人のご飯時
同じタイミングで良いと思います。

出来れば、供物をあげ、
お務め(お線香をあげる、読経するなど)をし、
さげたものを頂くのがベストだとか。

地域によっては旬の物や御中元、御歳暮も、
一度供物として仏前に供えるという姿が見られます。

この際も一度から出して
(果物ならきちんと切ってから)供えると、

「こやつ、やりおるな…」

と一目置かれる事でしょう。

ちなみに、この場合は「御中元」と書かずに
「御供」と書いてお渡しするとさらに良いとか…。

故人が好きだったものや個包装の
菓子などにし、帰りにお客様がお下がりとして
持ち帰るという地域もあるそうですね。

確かに、よく実家の仏壇に上がったものを
頂く際、ご先祖様に挨拶してから
頂くという姿を目にします。

逆に生きてる人が食べてからあげてしまうと
生き仏が先に食べる」という失礼にあたります。

もちろん、だからといって祟られるといった事は
ありませんが、きっとご先祖様を大事に…という
先人の心遣いなのかもしれないですね。

御霊供膳の献立は?

お霊供膳献立は以下の通り。

①飯椀(ご飯)
②汁椀(味噌汁)
③坪(お新香)
④平椀(煮物)
⑤高坏(和え物)

1.飯椀
白いご飯が基本です。
五目飯やおはぎなど何か特別なご飯は別盛にします。

2.汁椀
いわばお味噌汁。

魚や肉は使えないので、具はもちろん
お出汁も鰹節は避けて昆布や椎茸などを使います。

3.坪
お新香が乗ります。

4.高坏
ゴマ和えや白和えといったおひたしなどが乗ります。

5.平椀
御法度とされる肉や魚、匂いのキツいニラや
ニンニク、ネギは使わず、基本的に煮物にします。

五種盛が殆どですが、そこは三種でも
七種でも構いません。

この他、故人の好きだったものはお膳と
別に供えたり、季節のものや頂き物を
供えるのが通常です。

また、迎えや送り、中日…と、団子や
そうめんといったメニューをあげる地域や
宗派もあるのでそこはご確認を。

供膳の並べ方は?難しく考えない方法!

供膳の並べ方は下図のようになります。

実際仏壇に供える時は、
膳引きと呼ばれている台に
箸を仏前に向けて供えます。

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宗派や地域によって多少異なる事も
ありますが、難しく考えなくて大丈夫です。

普段のご飯とお水もこの並びで、ご飯が
故人の左手、お水が右手と考えれば簡単です。

下げるタイミングは?後始末の仕方は?

お供え物は、基本的に日持ちするもの以外は
その日のうちに下げるのがベスト。

一番は先述したようにお務めしたら下げて、
みんなで分けて頂くのがいいようです。

お膳同じです。

お盆といえば様々な飾りものが一緒に
供えられています。

これらは迎え火前に供え、送り火を終えた
翌日に下げるのが一般的なようです。

特に迎えに行くきゅうりの馬と、送っていく
なすの牛は合わせた方が良いでしょう。

お務めを終えたら、清め塩と一緒に
白い紙包んで処分します。

間違ってもただポイッと捨てる事はしないように。

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最後に

昔からお盆というとまず仏壇にご挨拶に行き、
それからお墓参り…といったように、
じぃじ、ばぁば同様に大切にしてきたご先祖さま。

ところが、ところによってはそんなしきたりが
一切なく、お盆も生き仏様たちだけの世界と
なっているところもあるようです。

子供の頃の楽しみといえば、仏壇に手を
合わせて、仏壇のお菓子や果物を貰ってくる事。

実際、それが当たり前になっているところもあり、
仏壇には何も供えられておらず、花さえ
生けてないところもあるようです。

う~ん…、なんだかご先祖さまが大切にされない
お宅って寂しいものですね。


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