おたふく風邪(流行性耳下腺炎)は通常、
春から夏の季節にかかて流行ることが多いようです。
しかし、ここ最近、都市圏では時期に関係なく
発症しているようです。
だから、季節に関係なく、注意が必要ですね。
とういうことで、おたふく風邪にかからないように
予防するには、どのような方法があるのでしょうか?
また、運悪くおたふく風邪にかかってしまったら、
どのように治療したらいいのでしょうか?
詳しく調べましたので紹介します。
おたふく風邪(流行性耳下腺炎)の予防
おたふく風邪を予防する方法は唯一、
ワクチン接種しかありません。
このおたふく風邪の予防接種は満1歳から受けられますが、
任意接種なので費用は自己負担になります。
料金ですが、およそ¥3,000~¥7,000程度かかります。
しかし、悲しいかな、予防接種をしたにもかかわらず、
約1割程度の子供が、免疫ができずにおたふく風邪に
かかってしまう場合があるようです。
だから、おたふく風邪に似た症状がみられた場合は、
予防接種を受けていても、医師の診察を受けましょう。
また、予防接種を受けていると、受けずに感染した人と
比べた場合、症状の程度が軽くなるようですし、
おたふく風邪による合併症を防ぐのにも有効です。
おたふく風邪は、歳をとれば、とるほど症状が重くなり、
合併症も併発しやすいので、小学校を卒業するまでに
かからなかった場合には、予防接種でしっかり予防しましょう。
ワクチン接種の副作用は、少数の人が接種約2週間後くらいに
軽い耳下腺の腫脹や微熱がみられます。
症状が出ずに、いつの間にか免疫ができていることもあります。
おたふく風邪の免疫があるかどうかは、
血液検査で抗体を調べてもらえばわかります。
おたふく風邪(流行性耳下腺炎)の治療
耳下腺が腫れる病気はおたふく風邪が一番多いのですが、
稀に細菌の感染によって化膿性の耳下腺炎の場合もあります。
耳下腺の腫れに気づけば、医師の診察を受けましょう。
残念ながらおたふく風邪の原因である
ムンプスウイルスに効く薬はありません。
だから、痛みや発熱などの症状を
和らげる対症療法を行います。
耳下腺が腫れて痛む場合は、
患部を冷やしたり、鎮痛剤を服用します。
また、熱がある場合は、解熱剤を使用します。
少年や成人男性で睾丸の腫脹を伴う睾丸炎を
併発した場合はベッドで安静にする必要があり、
睾丸を冷やすしかないようです。
家でのケアは?
●腫れが治まるまでは安静にしましょう!
他人に感染する可能性があるので、
自宅から出ないように。
●水分は十分に補給しましょう!
噛むときに痛みを感じるので硬いものや、
唾液の分泌を促す酸味のあるものは控えるように。
●腫れている部位を冷やす
腫れた耳下腺を冷やすことで、痛みは和らぎます。
しかし、それでも治まらないときは処方された
鎮痛剤を使用しましょう。
●お風呂は症状が軽くなってから
熱があるときや耳下腺の痛みが強いときは控えましょう。
温かいタオルで全身を拭いてあげましょう。
●高熱が5日以上続いたら再受診
合併症を併発している場合もあるので、
医師の診察を受けましょう。
●合併症を予防する
おたふく風邪に共通する症状を目安にして、
異常があれば、直ちに再受診して、
合併症を防ぎましょう。
●外出は腫れがひくまで控える
だいたいの目安ですが、おたふく風邪の
発病から10日前後です。
最後に
おたふく風邪には特効薬がないことを知り、
ちょっと驚きました。
これだけ医学が、進んでいるのだから、
ウィルスをやっつける薬があっても、
よさそうですが・・・。
おたふく風邪にかかれば、医師の診察を受け、
解熱剤や鎮痛剤をもらい、ひたすら安静にし、
快方に向かうのを待つしかないようです。
また、成人がかかれば重症化しやすく、
合併症も併発する可能性があるので、
注意が必要ですね。
私は、まだおたふく風邪にかかったことはないのですが、
もしかしたら、知らぬ間に感染して、症状がでずに、
免疫ができているかも知れないですね。
そうだといいのですが・・・・・。
いや、そう思うことにしよう!
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