最近になって分かったのですが、
我が家の電気代が今年の4月頃から
対前年比を毎月1,000円~2,000円程度
上回っていることがわかったのです。
原因を考えてみると、3人の子供達が
中学生になり、自分たちの部屋で
過ごすことが、多くなったからです。
このままだと、
ますます電気代が増えてきそうです。
なんとか節電する方法はないかと
考えていたところ、思い付いたのが、
シーリングライトの交換でした。
「リビングで6~7時間点いている72Wの
シーリングライトをLEDに交換しよう!」
「そうすれば、少しは節電になるはずだ!」
そして、点灯時間の長い部屋のライト類を
順にLED化していこうと思いました。
消費税も来年の春には8%に上がるので、
ちょうど良いタイミングだと思うのです。
しかし、どのようなLEDシーリングライト
を選んだらいいか、わかりませんでした。
だから、LEDシーリングライトの選び方を
徹底的に調べてみました。
LED照明の特徴
LEDシーリングライトの選び方の前に、
まずLED照明には、どのような特徴が
あるのか紹介しましょう。
LED照明の特徴を知ることにより、スムーズに
商品選びができると思うからです。
①長寿命
LED照明の一番の特徴は、
やはり長寿命なところです。
LED照明の寿命はおよそ40,000時間もあります。
だから、ランプ交換の面倒な天井の
シーリングライトや廊下などに適しています。
②消費電力の少なさ
LED照明の消費電力は一般的な電球や
ミニクリプトン電球と比べると
約5分の1~8分の1でとても省エネです。
しかし、シーリングライトでは
消費電力だけなら蛍光灯タイプと
それほど変わらないことがあるそうです。
③光の色と明るさを変更できる
LED照明は自分の好みに応じて、光の色と
明るさを変更できるものがあります。
だから、リビングのシーリングライトに最適です。
④すぐに明るくなる
蛍光灯はスイッチをONしてから点灯するのに、
少し時間がかかりますが、LED照明は
ONした瞬間すぐに明るくなります。
また、頻繁にスイッチを切ったり、
入れたりしても寿命にはあまり影響が
ないので、玄関灯、トイレ、洗面所、
廊下のダウンライトなどに適しています。
⑤虫が集まりにくい
LED照明の光は、蛍光灯に比べて
虫が集まりにくいです。
⑥色あせしにくい
LED照明の光は、熱がなく紫外線も
あまり含んでいないので写真や
絵画が色あせしにくいです。
⑦ランプだけ交換出来ない
LEDシーリングライトはLEDランプと
器具が一体になっている為に、器具の
寿命がくれば、器具ごとの交換になります。
LEDシーリングライトを選ぶ前に
LEDシーリングライトを選ぶ前に、
まずは天井に以下のような配線器具が
ついているか、確認をしましょう。
このような配線器具が付いていれば、
自分で取り付けすることが出来ますよ!
器具の重量により、使っている配線器具に
取り付けできない場合があります。
古い照明器具などの場合は、直接照明器具に
配線されている場合があります。
その場合は、電気店へ配線器具の
取り付けを依頼しましょう。
LEDシーリングライトの選び方
最新のLEDシーリングライトは調光や
調色など、様々な機能がついたものがあり、
どれを選んだらいいのか、わかりにくいですよね。
しかし、以下に説明するたった4つの
ポイントを押さえて選べば大丈夫ですよ^^
選び方の4つのポイント
■明るさ「ルーメン(lm)」
■機能
■照明器具の大きさ
■照明器具のデザイン
では、順に説明していきますね。
①部屋の畳数に合った明るさのものを選ぶ
最も重要なのが、使用する部屋の大きさに適した
明るさのLEDシーリングライトを選ぶことです。
照明が明るすぎたとしても、明るさを調整して
暗くすることは出来ますよね。
しかし、購入したLEDシーリングライトの出力が、
部屋の大きさに合致していなくて、暗かった場合には、
どうすることも出来ませんから。
だから、LEDシーリングライトの明るさ選びは
慎重にして下さいね。
それでは、選ぶときの基準となる「ルーメン」から
説明しますね。
LEDシーリングライト全体の明るさを
器具光束と呼び、単位はルーメン(lm)です。
数値が大きいほど明るくなります。
日本照明工業会でLEDシーリングライトの
適用畳数の表示基準が制定されています。
表示基準では、部屋の大きさに対して、
何ルーメンの明るさが必要か、定められています。
だから、この基準を参考にして器具を選べば、
だいたい満足する明るさの器具を選ぶことができるでしょう。
適用畳数 | 標準定格光束(lm) | 定格光束の範囲(lm) |
---|---|---|
~4.5畳 | 2700 | 2200~3200 |
~6畳 | 3200 | 2700~3700 |
~8畳 | 3800 | 3300~4300 |
~10畳 | 4400 | 3900~4900 |
~12畳 | 5000 | 4500~5500 |
~14畳 | 5600 | 5100~6100 |
出典:日本照明器具工業会ガイド121:2011
「住宅用カタログにおける適用畳数表示基準」
★ポイント
明るさは人により感じ方が違いますよね。
一般的に高齢者は比較的若い人と比べると、
より明るいのを好むようです。
だから、高齢者の方は、実際の畳数よりも
1ランク上の畳数表示の器具を選びましょう。
たとえば、6畳で使用する場合には、
8畳タイプのものを選ぶのです。
また、部屋の内装色が濃い場合も同様に、
1ランク上の畳数表示の器具を選びましょう。
②欲しい機能がついたものを選ぶ
LEDシーリングライトにはいろいろな機能が
ついたものがあります。
自分が欲しい機能が付いたものを選びましょう。
●調光機能
生活のシーンによって明るさを変えることが、
できる機能です。
調光機能は機種によって、4段階~無段階まで
調節できるものがあります。
そして、明るさを調整することにより、
省エネにもつながりますね。
●調色機能
生活シーンによって光の色を変えることが、
できる機能です。
光の色は一般的には、「昼光色」、「昼光色」
「電球色」などがあります。
昼光色はすがすがしい爽やかな光です。
青白い光が、部屋をすっきり明るくしてくれます。
昼光色はいきいきとした明るい光です。
白い自然な光が、部屋を明るくしてくれます。
電球色は落ち着いた温かみのある光です。
リラックスができ、和室にぴったりの色です。
●この他にも、以下のような便利な機能がある
LEDシーリングライトがあります。
部屋の明るさをセンサーが感知して、
自動で調光して、部屋の明るさを一定に保つ、
「自動調色・調光」機能。
自分の好みの明るさや色合いを記憶することが
できる「明るさメモリ」機能。
10分間や30分間の設定でだんだんと暗くなり、
自動で消灯する「おやすみタイマー」機能
留守中に自動で点灯や消灯して、在宅を装う
「留守番」機能
いろいろな便利な機能がついたものが、
ありますね。
③照明器具の大きさ
古い器具と交換する場合ですが、
新しく選ぶ器具のほうが小さいと、
天井面に古い器具の跡が残ってしまいます。
付け替える場合は、
器具の大きさに注意が必要です。
カタログに記載の器具の寸法の単位は「mm」ですので、
注意して大きさを選びましょう。
④照明器具のデザイン
LEDシーリングライトにも様々なデザインがあるので、
部屋に合ったデザインの器具を選ぶようにしましょう。
大きくわけると、以下の4つのタイプになります。
■スタンダードタイプ
■シンプルタイプ
■薄型タイプ
■スクエアタイプ
では、タイプ別に特徴を見ていきましょう。
●スタンダードタイプ
どのような部屋にも馴染む、
いわゆる普通のタイプです。
●シンプルタイプ
機能や操作を簡略化されたタイプで、
子供部屋などに最適です。
最近では様々なデザインの
LEDシーリングライトが、発売されているので、
自分の好きなデザインのものを選ぶといいですよ。
★演色評価数(Ra指数)について
色の見え方を演色と言い、太陽の光に近い
演色のライトが、目に優しいライトとされています。
太陽の光を演色評価数Ra100とされていて、
Ra80以上あれば、色を忠実に
再現するといわれています。
主要メーカーのLEDシーリングライトであれば、
Ra85前後あるので、まずは問題ないでしょう。
しかし、あまり聞きなれないメーカーなどの場合は、
演色評価数(Ra指数)がRa80以上あるか確認しましょう。
楽天市場のLEDシーリングライトの売れ筋商品はこちら
Amazon.co.jpのLEDシーリングライトの売れ筋商品はこちら
最後に
いかがでしたでしょうか?
LEDシーリングライトの選び方ですが、
まずは明るさを選び、次に機能を
選び、次に大きさを確認して
あとは好みのデザインの器具を選ぶだけ!
例えば、「○○ルーメン」くらいの明るさで、
「調光」と「調色」の機能が付いていて、
大きさは現在付いているより少し大きめの
径が「○○mm」くらいで、「スタンダード」
タイプにしようという感じですね。
選ぶポイントを覚えてしまえば、
意外と簡単だと思いませんか?
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