目次
掃除機比較!サイクロン式と紙パック式の使えるのはどっち?
掃除機の比較でサイクロン式、紙パック式の
どっちにしようかと迷っていませんか?
掃除機を選ぶときには、まず頭に思い浮かべるのは
「サイクロン式」にするか、「紙パック」のどちらにするかですね。
サイクロン式は比較的に新しい方式で有名なD社の掃除機のCMでは、
「吸引力が変わらないただ一つの掃除機」ってよくやってましたよね。
しかし、「ただ一つの掃除機」といっても現在では様々なメーカーから
サイクロンを名乗る掃除機が発売されています。
高性能なので使ってみたいという人もいますが、その一方では高価格で
運転音が大きめで、フィルターの手入れが面倒だという噂もあるようです。
一方の紙パック式は従来からある方式で紙パックに吸ったゴミごと
空気を吸い込むので「細かいホコリなどは吐き出されてしまう」と
思っている方が多いようです。
価格も1万円程度からと手頃なものも多いので根強い人気があります。
では、実際のところ、「サイクロン式」と「紙パック式」の
掃除機を比較するとどこが違うのでしょうか?
あなたにとって使い勝手がいいのはどちらの掃除機なのでしょうか?
徹底的に調べてみたので紹介しますね!
サイクロン式と紙パック式の集塵方式の違い
サイクロン式掃除機と紙パック式掃除機を比較するうえで、
大きな違いは集塵(しゅうじん)方式にあります。
◆サイクロン式掃除機の集塵方式
サイクロン式掃除機の集塵方式は吸い込んだ空気を竜巻状に
回転させて、重さの違うホコリと空気を遠心分離させます。
これにより、ホコリはダストカップにたまり、
空気はフィルターを通って排出されます。
◆紙パック式掃除機の集塵方式
従来の方法で、吸いこんだ空気をそのまま紙パックを通して、
ホコリを本体内部の紙パックにためます。
だから、紙パックがフィルターの役割をかねています。
以上のように集塵方式が違うことで、掃除機の使い勝手に
様々な違いが生じてきます。
サイクロン式と紙パック式のメリットとデメリット
サイクロン式と紙パック式の掃除機の比較がしやすいように
メリットとデメリットをまとめました。
◆サイクロン式掃除機
デメリット
◆紙パック式掃除機
デメリット
サイクロン式と紙パック式の比較
サイクロン式掃除機と紙パック式掃除機の違いを
比較しやすいように簡単な表にしました。
サイクロン式 | 紙パック式 | |
---|---|---|
ゴミ捨て | 毎日~1週間に1回 | 2~3カ月に1回 |
フィルター清掃 | 必要 | 不要 |
紙パック代 | 要らない | 要る |
吸引力保持 | 変わらない | 弱くなる |
排気の匂い | ほとんどない | 匂いがする |
あなたに向いているのはどっちの掃除機
では、サイクロン式と紙パック式の掃除機の以上のような特徴から、
あなたにピッタリなのはどちらの掃除機なのか、考えてみましょう。
◆サイクロン式掃除機が向いているのはこんな方
◆紙パック式掃除機が向いているのはこんな方
最新のサイクロン式掃除機と紙パック式掃除機
最新のサイクロン式掃除機で遠心分離式採用の上位機種はフィルターの
自動クリーニング機能があるので、掃除は比較的楽になっています。
また、最新の紙パック式掃除機の上位機種では、花粉やハウスダストを
しっかりと捕じんして、ニオイも防ぐという高性能フィルターを
つけることで排気のクリーンさも保てます。
さらに紙パック内のゴミを寄せることで、ゴミがいっぱいになるまで
強い吸引力を維持する掃除機もでてきています。
以前の紙パック式はこういう機能がなかったので
紙パックの交換頻度は約2カ月に1回くらい必要でした。
しかし、先述の機能により紙パックの交換は3~4カ月に1回で済みます。
最後に
調べてみれば、最近の掃除機をサイクロン式、紙パック式で
比較してみると上位機種では、どちらも似たような性能に
近づいているような気がしますね。
あえて、どちらの掃除機が向いているのかを簡単に言えば、
見た目重視でカッコ良さやゴミを自分の目で見ることができ、
紙パック代がもったいないという方はサイクロン式。
掃除機の価格が一般的に安価で楽にゴミを捨てられることを
重視するなら紙パック式でしょう。
これらをふまえたうえで、自分の好みや掃除スタイルに
合った機種を選ぶといいでしょう。
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