子どもってみんな、シールを貼るのが大好きで、
私も幼い頃は家のあちこちにシールを貼り、よく怒られたものです。
でも、貼ってあるシールをはがすのは、なかなか大変です。
きれいにシールをはがしたつもりでもベタベタが残ることが多いですが、
あなたは残ったあの取れにくいベタベタをどうしてますか?
きれいに取れないとイライラしますよね。
そんなときに、あの「ベタベタ」も残さず、きれいにはがせる
手軽で簡単な方法があったなら知りたいですよね。
そこで今日は手軽で簡単なシールのはがし方!
ベタベタもとれる手軽で簡単な方法を紹介しますね。
目次
シールのベタベタの正体は?
シールのベタベタの正体を知ることは、はがし方に関係してくると思うので
シールのはがし方の前に、ちょっとだけ紹介しますね。
シールはな何故「くっつく」のか分かりますでしょうか?
物どうしが近づくとそこに引き合う力(分子間力)が働くのですが、
この状態になるのは「ピタッ」とくっついた状態のときだけなのです。
シールの裏に塗られている粘着剤が水のようになり、接着面のすき間に
入り込むことでシールと接着面が「ピタッ」とくっつきます。
このため、シールはほとんどのものにも貼ることができるのです。
だから、シールをはがすには付着している粘着剤をやわらかくして
慌てないで端からゆっくりとはがせば、きれいにはがすことができます。
シールのベタベタのはがし方
シールをはがすには、シールと接着面の間にすき間を作って、
「ピタッ」の状態をくずしてしまうと、はがしやすくなります。
そのためには熱を加えたり、溶剤やそれに近いものを
使用するというような、いくつかの方法があります。
はがす物の材質に適した方法ではがさないと、
傷つけてしまったりする可能性もあるので注意してくださいね。
ドライヤーを使用する
熱を利用する方法です。
●適している材質
「ビニール」や「金属製のもの」などの溶剤が浸透しにくい材質のもの
◆ドライヤーを使用したはがし方
②少しめくった接着面に向かってドライヤーの熱風をあてる。
③接着剤がゆるんでくるので、さらに接着面に熱風をあてていく。
④少しずつゆっくりとはがしていく。
※このシールのはがし方を使用すれば、ベタベタはほとんど残らないです。
中性洗剤を使用する
紙シールの場合は、わざわざ溶剤を購入しなくても
家庭用の中性洗剤で代用することができます。
◆中性洗剤を使用したはがし方
②シール部分をラップで覆い、10~20分放置しておく。
③時間が経過したら、ゆっくりとはがしていく。
※この方法もシールと接着面が自然とはがれるので、
ベタベタを残さずきれいにはがすことができます。
シールはがし専用の溶剤を使用する
水でやわらかくならない粘着材の場合はシールはがし剤を使用すると
いいのですが、最近は100円ショップでも売っています。
シールのはがし方は中性洗剤の場合と同じ方法です。
しかし、溶剤が接着面の材質を傷める場合もあるので、
一度目立たないところで試してから使いましょう。
残ったベタベタを簡単にとる方法
セロテープを使う方法
この方法で使うのは、ほとんどの家にある「セロテープ」や
「なければガムテープなど」です。
下図のようにセロテープを4~5cmくらい切り取り、
それを粘着面が外側になるように丸めて輪っかを作ります。
ガムテープの場合は張り合わせられないので、両端を持って使います。
セロテープの粘着部分を粘着剤が残っているベタベタの部分に
何回か場所を変えて押し当てていきます。
すると、粘着剤のベタベタ部分が、セロテープの粘着剤に
ひっついてとれていきます。
クレ CRC5-56を使用する方法
私の家にもあります。
半分以上のご家庭にはあると思いますがどうでしょうか?
◆CRC5-56でベタベタを取る方法
②手でベタベタの部分をグリグリとこする。
③付けて20分くらいおいていてもOK
④あとはウエスで拭けばOK
要は浸透力のある油で、粘着成分を溶かすということです。
説明で分かりにくい場合は以下の動画を参考にして下さいね。
シールはがしに使用できるその他のもの
中性洗剤やシールはがし剤と同じ要領でシールをはがせるものは
他に以下のようなものがあります。
ものによっては先述のように接着面の材質を傷めるかもしらないので、
目立たないところで試してみてから使ってくださいね。
酢をシール部分にたっぷりつけ、ラップを被せて数分待ちます。
酢の成分が粘着部分を溶かしてくれます。
シールをはがして残った「ベタベタ」は消しゴムでこすると少しずつ取れます。
粘着部分にハンドクリームを塗りこんでから、数分待ってはがします。
食器などの陶器の場合は、熱湯に数十秒つけてから、はがします。
除光液(マネキュア落とし)
水性のものを選びましょう
※油性の除光液やシンナーはプラスチックが溶けます。
歯磨き粉
塗りこんでしばらくしてから、はがします。
最後に
いかがでしたでしょうか?
いろいろなものでシールをはがすことができるようですね。
その中でも、ドライヤーや中性洗剤、セロテープなどは、
ほとんどの家庭にもあると思うので、試すことができると思います。
しかし、何度も言いますが、先述のように液体によっては、
材質を傷めてしまう場合があるので、くれぐれも目立たないところで
テストしてから使ってくださいね。
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