最近は少し暖かくなり、
春はすぐそこまでやってきています。
春といえば、入社や転勤などの季節でもあり、
いろいろな出会いや別れがありますよね。
そして、新入社員や転勤する社員などの
歓送迎会の機会も増えるのではないでしょうか。
なかには、歓送迎会の幹事や司会を初めて頼まれ、
何もわからないので、戸惑っている方もいらっしゃると思います。
そこで、今日は歓送迎会の挨拶の順番や司会進行の流れなどを
分かりやすくまとめましたので紹介します。
歓送迎会での挨拶の順番と流れ
歓送迎会の挨拶の順番などの流れは、概ね以下のようになります。
歓送迎会の流れ
それでは、一つ一つ説明していきましょう。
司会者が開会を告げ、新任者と転出者を紹介します。
職場の代表者が、歓迎と送別の挨拶をします。
職場の次席者か年長者が、音頭をとります。
新任者が馴染めるよう工夫をしましょう。
知り合いの少ない新任者をたてて、転任者より先に
挨拶をしてもらいます。
新任者には花束を、転出者には記念品を贈ります。
しんみりしてもいいように、
最後に転出者の謝辞をもらいます。
締めの挨拶をしてもらった後に、手締めの音頭をとってもらいます。
司会者の型どおりの挨拶で結びます。
2次会を用意している場合は、その旨を告げます。
◆歓送迎会の司会進行においてのポイント
双方のバランスに注意しなければいけません。
挨拶の順序にあまりこだわる必要はありませんが、
知り合いの多い転任者より、知り合いの少ない新任者を
先にするとバランスがとれます。
歓送迎会での司会例
歓送迎会の挨拶などの順番に従って、
司会の例文を順に紹介していきます。
歓送迎会での司会例文
「ただいまから、○○部の歓送迎会を行います。
新たにお迎えする方は○○課の○○さんと○○課の○○さんです。
転任される方は○○課の○○さんと○○課の○○さんです。」
※規模が小さくなるほど、ざっくばらんに!
※新任者と転任者は必ず紹介しましょう。
②最初の挨拶
「まずは○○部長よりそれぞれの方へお言葉をいただきたいと思います。」
③乾杯
「それでは、皆さんで乾杯をしましょう。
乾杯の音頭は、○○次長にお願いします。」
※主催者の挨拶する人と乾杯の音頭をとる人を同じ人にしても構いません。
④会食、歓談
「では、新任の方、転任される方を囲んで、
テーブルの上の料理を食べて飲んで、語って下さい。
特に新任の方は、馴染みが薄いでしょから、周りの方は
積極的に話しかけてあげてくださいね。」
※歓談の場では新任者に注意を払い、
孤立しないように声かけをしましょう。
※場合によっては余興や出し物を入れてみるのもいいですね。
⑤新任者の挨拶
「盛り上がっているところ恐縮ですが、新任の方から自己紹介を
兼ねてご挨拶をいただきたいと思います。
まずは○○課の○○さん、お願いします。」
⑥花束、記念品贈呈
「ここで、新任のお三方に花束の贈呈をしたいと思います。
どうぞこちらへ。プレゼンターは○○さんです。その後で、転任の方の
贈呈式がありますので、待機していて下さい。」
⑦転出者の挨拶
「転出される方は○○部において多大な貢献をされた方ばかりです。
我々としても残念で、名残(なごり)惜しいのですが、社命ですから
やむを得ません。それぞれの方には、こちらでの思い出や赴任先での
抱負などを語っていただきたいと思います。
まずは○○さんからお願いします。」
※テンションを高めないで少しトーンを落として話す。
⑧締めの挨拶と手締め
「ジンとくるお話でしたね。それでは最後に○○課長より、
締めのご挨拶と手締めの音頭をお願いします。」
※挨拶をする人と手締めをする人を分けても構いません。
⑨閉会の言葉
「これにて本日の歓送迎会をお開きに致します。お疲れ様でした。
○名の方々には、これからもそれぞれのポジションで
力を発揮していただくことを期待しております。
本日はありがとうございました。」
※司会者なりの感想を入れてもいいですね。
⑩お開き、2次会の案内
「2次会を用意していますので、ご参加いただける方は、
幹事まで連絡ください。」
最初の挨拶は、その中で一番地位が高い方に依頼します。
締めの挨拶は、二番目に地位が高い方に依頼します。
最後に
いかがでしたでしょうか?
ある程度は歓送迎会の挨拶の順番や流れはわかりましたでしょうか?
ただ、それぞれの会社や職場によって、
やり方や決まりごとがあると思いますので、
前回幹事をした人に相談してみるのもいいでしょう。
何事も準備が大切だと思うので、しっかりと打ち合わせをし、
歓送迎会を成功させて下さいね。
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