赤ちゃんの寝返りって、いつから?
同じ時期に生れた近所の赤ちゃんは
もう寝返りをしているっていうのに
うちの赤ちゃんはそんな気配もない。
パパやママにとって赤ちゃんの発達が
遅いと大変気になりますよね。
寝返りは赤ちゃんが成長過程に見せる
初めての発育の目安となります。
だから、なかなか寝返りできないと、
うちの赤ちゃんはいつになったら寝返りが
できるのかと心配なことでしょう。
そこで、赤ちゃんが寝返りをしだすのは、
いつからくらいが一般的なのでしょうか?
また、赤ちゃんが寝返りができるようになって
気を付けるべき事は何なのか?
調べてみたので紹介しますね。
寝返りとは?
寝返りとは赤ちゃんが仰向けからうつ伏せの
状態になる行動のことを言います。
この行動は赤ちゃんの首が据わってから
お座りができるようになるまでの間に
よく見られます。
赤ちゃんの寝返りは最初に仰向けの状態から、
腰をひねり、腕そして上体をひねり、
うつ伏せの状態になります。
その逆のうつ伏せから仰向けになるのは
「寝返り返り」といって寝返りとは言いません。
赤ちゃんが寝返りする理由とは?
赤ちゃんが目で見ている範囲を理解し始めると、
外の様子に興味を持ち始めます。
そして他の気になる場所を見てみたい
という気持ちが自然にでてきます。
赤ちゃんの脳の発達とともに、神経や身体も
成長し続け、首が据わってきた時期に
身体をくねらせながら寝返りをしようとするのです。
赤ちゃんの寝返りはいつから?
自分の赤ちゃんがいつから
寝返りをするのか、結構気になりますよね。
しかし、赤ちゃんがいつから寝返りするかは、
あまり気にする必要はありません。
その理由は赤ちゃんが寝返りする時期には
結構個人差があるからです。
体の小さな赤ちゃんと体の大きな赤ちゃんなど、
体格の違いによっても寝返りの時期に違いが見られます。
早い赤ちゃんで生後3~4ヶ月くらいから
寝返りをする赤ちゃんがいます。
赤ちゃんによっては9~10ヶ月で寝返りを
するようになる子もいます。
また、1歳を過ぎてから寝返りを始める
赤ちゃんもいるようで、特に体の大きな
赤ちゃんに多いようです。
お座りを始めるまで寝返りができない例もあり、
そんなに心配する必要はありません。
一般的に赤ちゃんがいつから寝返りするのかと言うと、
多いのは生後5~6ヶ月くらいです。
そして、7ヶ月くらいまでには約90%の赤ちゃんが
寝返りをできるようになると言われています。
しかし、赤ちゃんによっては寝返りを
故意にしない場合もあるようです。
赤ちゃんが寝返りをしない理由
以上のような理由から、赤ちゃんが寝返りできない、
または嫌なので寝返りしないということがあります。
嫌だから寝返りしないという赤ちゃんを見分ける
方法ですが、無理やり寝返りさせようとすると
すぐに泣き出す場合が多いので分かりますよ。
しかし、何度も言いますが寝返りをしないからといって
神経質になる必要はないですよ。
赤ちゃんが寝返りするようになったら気をつけるべき事
赤ちゃんが寝返りするようになると、
寝返りを何度もしてコロコロと動き回ります。
だから、赤ちゃんが寝返りするようになったら
いろいろと注意しなければいけません。
注意しなければいけない事は
以下の5つになります。
①柵のないベッドだと落ちる
赤ちゃんが寝返りしだすと横に転がるので
柵のない大人用のベッドだと落ちてしまいます。
落ちないように柵をつけるか、下に寝かしましょう。
②周囲に危険な物は置かない
赤ちゃんは寝返りを繰り返して横にコロコロと
移動しまくるようになります。
だから、家庭内の赤ちゃんの手の届く範囲には
小さなものなどの危険な物は一切置いてはいけません。
小さなものなどは誤って
飲み込んでしまう可能性がありますよ。
また、コロコロと転がりすぎて、
どこかに衝突したり、落ちることのないように
それ以上転がらないようにしましょう。
そして、両端には赤ちゃんがぶつかっても
ケガをしないようにタオルなどを丸めて
置いておきましょう。
③フカフカの柔らかい布団などは危険
赤ちゃんが寝返りしたときにマットやクッション、
柔らかな布団などに顔を突っ込んでしまい、
窒息するおそれがあります。
だから、布団などは赤ちゃんがうつ伏せになり
顔をうずめても、顔が入ってしまわない
ほどの固さのものにします。
④フローリングにはマットを!
赤ちゃんをフローリングの部屋に布団を敷き、
寝かしている場合は、フロアマットや
じゅうたんなどを敷くほうがいいでしょう。
初めの頃の赤ちゃんの寝返りは不安定なために、
寝返った際に、床で顔や頭などをコツンと
打ってしまう可能性があります。
⑤好きなように寝返りさせてあげる
赤ちゃんがあちこちに転がるからといって、
寝返りをさせないようにしてしまう
お母さんがいるようです。
しかし、これは赤ちゃんの成長や発育に
とって妨げとなります。
だから、赤ちゃんが好きなように寝返りが
できるようにしてあげてくださいね。
●赤ちゃんが寝返りをするようになったら
コロコロと動き回り行動範囲が広くなります。
危険だからといって、その行動を妨げることの
ないように部屋を片付けたり、マットを
敷いたりしてあげましょう。
赤ちゃんは好きなように寝返りをし、
遊ぶことで日々、成長していくのですから。
最後に
赤ちゃんが生後5~6ヶ月を過ぎようとしているのに
寝返りがまだだったらパパやママは本当に
心配だろうと思います。
しかし、何度も言っているように寝返りが
いつからだろうと、赤ちゃんの発達にとっては
あまり心配要らないようです。
むしろ、注意が必要なのは寝返りのあとの
お座りにあります。
生後約10ヶ月くらい過ぎてもお座りが
上手にできなくて倒れてしまうと
いう場合には注意が必要です。
このようなときには、かかり付けの医師に
相談して検診を受けましょう。
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