ここ最近、「リスペクト」という
言葉を耳にしませんか?
この言葉はサッカーでよく使われていますが、
日本サッカー協会やFIFAが積極的に
リスペクトの精神を打ち出しているようです。
知らない方も多いと思いますが、
あなたはどういう意味か、ご存知でしょうか?
そこで、知らない方のために今日は
「リスペクト」の意味や使い方などに
ついて紹介しますね。
リスペクトの意味とは?
リスペクト(respect)の意味は簡単に言うと
「尊敬し、敬意を表す」になります。
goo辞書には以下のように書いてあります。
[名](スル)尊敬すること。敬意を表すこと。価値を認めて心服すること。「彼の音楽を愛し、―する後輩たちが作り上げたカバーアルバム」
goo辞書より http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/231019/m0u/
しかし、日本語のリスペクトと英語のリスペクトでは
少し意味が違うようなので、
その違いを紹介します。
日本語のリスペクトの意味
日本語のリスペクトの意味は先述のように、
「尊敬し、敬意を表す」でしたね。
リスペクトのもとの意味は、他の人の人間性や行いなどを
気高いと認めて、敬意をはらったり、或いは
あとをついて行きたいような心情になることです。
要するに、他の人を自分より高貴な徳があると
認知し、それに合った振る舞いをすることです。
日本の言語には「尊敬語」という言葉がありますよね。
この尊敬語というのは、「自分」より「他の人」の
地位を上げる役割をしているのです。
要は、リスペクトの意味は「尊敬」や「敬意」と
いった意味で覚えればいいでしょう。
英語のリスペクトの意味
ちょっと余談かもしれませんが、
英語の「リスペクト(respect)」の意味に
ついて少し紹介しましょう。
英語のリスペクトの意味は「軽く見ていない」、
「一目おいている」などと尊敬しているという
意味で日本語と同じように思えます。
しかし、根本的に違うところは、日本の場合は
自分より相手が上になるのに対して、英語の場合は
両者の位置関係は変わりません。
すなわち、相手が自分より上になることはなく、
私=相手は対等な関係なのです。
リスペクトの使い方の例
言葉の使い方の例をみれば、どういうふうに
使うか分かりやすいと思います。
リスペクトの使い方を日本語、英語それぞれで、
例をあげてみます。
◆日本語のリスペクトの使い方の例
例2:サッカー選手では本田選手をリスペクトしています。
例3:RED SPIDERは多くのレゲエ歌手からリスペクトされている。
◆英語のリスペクトの使い方の例
(私は先生に常に敬意を持って接しています)
例2:Most people respect an entrepreneur
in the United States
(アメリカではほとんどの人々が起業家を敬います)
最後に
いかがでしたでしょうか?
リスペクトという言葉は、今年のサッカーのワールドカップが
開催されたあたりから、よく聞かれるように
なってきたように思います。
調べてみると、日本サッカー協会やJリーグは
取り組みとして「リスペクトプロジェクト」を
推進しているようです。
サッカーファミリー全員が、大好きなサッカーを
楽しむために・・・。
ピッチの上の人
それを支える人
リスペクトーとりまくすべてのものを「大切に思うこと」
日本サッカー協会HPより引用 http://www.jfa.or.jp/respect/
思いやりの精神が日本国民みんなに広まるといいですね。
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