「深すぎる悩みは身体も壊します」
ストレス社会といわれている現代。
特に日本人は昔から勤勉・勤労家なだけに、外国からは働きすぎと揶揄されるほどです。
ストレスは万病の元といわれており、軽いと思っているほうが実は深い悩みとなって、便秘や下痢、肩こりや腰痛…そして頭痛や吐き気と何かしらの症状を身体に表していきます。
特に「我慢我慢…」と自分に言い聞かせてしまうタイプだという方は、注意が必要。
上手なストレス発散をしたいものですね。
そこで今回は、看護師に多い悩みをランキング化!
その悩みを解決する為にみんながどうしているかを調べてみました。
目次
看護師のお悩み5位「やりがいがもてない」
仕事にやりがいがもてない…。
好きで始めたはずだったのに…なんていう方は、もしかしたらうつ症状などになっている場合も少なくありません。
こういった場合には多大なるストレスが溜まっている場合が少なくありませんから、何か興味を持てることを探してみたり、心療内科に相談してみるのも良いかもしれません。
また、もしかしたら元から看護自体に興味がなく、自分から仕事に対する熱意なども起きないのではないでしょうか?
そういった場合、仕事をお金の為だからとしか考えられず日々を過ごしてしまう事も少なくないでしょう。
その考え方ですと、いずれは何か大きな問題を起こしてしまうことも少なくありません。
もしどうしてもその気持ちが晴れないのなら、転職を考えてみるというのもいいのかもしれないですね。
看護師のお悩み4位「勤務時間が長い」
勤務時間が長くなるのには2つ理由があります。
1つは慢性的な人員不足。そして2つ目は仕事中の時間の使い方です。
1つ目はあなた1人の力では解決する事が難しいですから、ここでは2つ目の時間の使い方で問題を解決したいですね。
例えば病院勤めの看護師は、1日5~8人の患者を診なくてはいけません。
その他にも外来患者を看なくてはいけませんし、雑務をこなさなくてはなりません。
まさにてんやわんやの1日だからこそ、そんな中で時間の過ごし方が忙しくなってしまう人と仕事の出来る人には差が生じてしまうようです。
これは子供の頃の夏休みの過ごし方に似ているかもしれないですね。
時間を上手に過ごせる子は、夏休みが始まってすぐに宿題をある程度済ませ、後の日を毎日書かなくてはならない日記や図工などの対策作りに費やす事が出来ます。
これに対し忙しい人は、いわゆるカツオ君タイプ。休み中ずっと遊びとおし、最後の1日に全てを終わらせてしまうのです。
こんな人には口癖があります。
「なんとかなるさ」、「あとで」…え?よく言ってしまう?そう、この魔法の言葉により納期意識がぎりぎりになってしまうんですね。
この言葉が好きな方には浪費家も多い事が多々あり、クレジットなどを持ってしまうと危険なタイプです。
こういった方は、まず1日の自分の動きを計画する事から始めたほうがいいでしょう。
そうする事で大まかな時間を知る事ができ、スキマ時間を見つけられます。また、仕事の内容によっては2つ同時にこなす事が出来る事に気付くと思います。
「時間がない~…」と嘆きがちな方は、ぜひ試してみると良いでしょう。
看護師のお悩み3位「給与が低い」
看護師が給与が低いと感じるのは、やはりその労働力との差にあるのかもしれません。
特に人によっては“高給与”という言葉に踊らされて入ってしまったが為に、思っていた以上の激務や求められる即戦力についていけないという方も少なくないようです。
また、病院の規模や地域性な後によってもその額は大分変わりますから、「家から近いから」「残業がないから」なんて条件をつけてしまうと思った額にはたどり着かないかも。
そんなお金や勤務条件に関しては、自分1人で転職活動をするのは避けたほうが良いという事です。
看護師専門の人材紹介所いわゆる転職エージェントなどに登録する事で提示されてた額と実際の額が違う…なんて事がなくなり、安心して仕事を探す事ができます。
看護師のお悩み2位「上司や経営者との看護観の違い」
次に紹介する1位の話にも似ていますが、看護師を続けていると何となく自身の中に看護観というものが生まれてきます。
「患者さん1人1人とゆっくり関わりたい」
「患者さん1人1人の希望を出来るだけ叶えたい」
まぁ、いわゆる仕事に対する考えというものでしょうか…。
ところが、現場はみんなそれに近い考えを持っている事がほとんどにもかかわらず、上司や経営者というのは大分その考えが悪い言い方をすれば歪んできてしまいます。
一番分かりやすいのは、稼働率を上げる事やベッドに空きを作る事、そして人事の削減です。
こういった上司や経営者との看護観の違いから転職を考える方は非常に多く、はたまたその犠牲によって悩みが尽きないまま妥協してしまうという2パターンになってしまうようです。
これに関しては自身の心に正直になることが大事であり、そんな環境の中でも自分の考える看護観を出来るだけ貫き通す事が大切であるといえるでしょう。
看護師のお悩み1位「人間関係」
やはり対人関係が主な現場においては、この人間関係に悩んでいる人がとても多いようです。
特に、同僚や先輩、上司とのいがみ合いというのは女性ばかりの現場ですから多々あり、男性看護師に至っては雑務しかさせて貰えないといった自分の実力発揮が出来ないといった場合も少なくないのだとか。
また、人間関係の問題はモンスターペイシェントと呼ばれる患者やその家族ともよくある事。
ひどい場合には関わった看護師がうつ状態などに陥ってしまうこともあります。
さて、こんなお悩みに関してはどう解決すべきなのかといいますと、やはり「他人は他人、自分は自分」と開き直ってしまう事だといわれています。
例えば、いつも言い方がキツイ方というのは多いもの。こんな時「いつもあたしにばっかり」と思うか、「あたしのことを思って…」と思うかで大分心の持ちようは違うと思います。
また、とある方の言葉を借りれば、そういった方のほとんどが、自分の弱さを人に見せたくなくて虚勢を張っているのだといいます。
そんな時は、いい言葉は自分の胸におさめると同時に、「こんな言い方をすると人を傷つけちゃうんだな~」と冷静に分析する事が大事だとか。
言葉には時たま言霊と呼ばれる魂が入ります。
人と話すときには充分注意したいものですね。
まとめ
「上手なストレスとの付き合い方」
仕事をしていると、どうしてもストレスというのは付き合いがちになりますが、
特に経験を積めば積むほど失敗が出来ない状態に陥ります。
そうならないためには、新人の頃にガンガン怒られる事が一番。
悩みや疑問はどんどん口にし、何も分からない状態の時期を当然として上司や先輩を上手に使う事が大切です。
この時期に上司や先輩に色々相談したりしておくと、後から「愛いヤツだ」と何かと可愛がって貰えることも多々あります。
これを機に色々取り合って貰える仲になっておく事も大切ですね。
この他に大事な事は、やはり外部にも相談できる人を用意しておく事。
上手にストレスと付き合うには、それと向き合う為の味方を作っておく事といいですね。
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