「まるで江戸の町にタイムスリップしたような川越市」
その昔、江戸と川越を結んだ河川を始め、
市指定有形文化財や味わい深い時の鐘、
蔵の町並みなどまるでタイムスリップ
したような気分になる川越市。
そこで行われる川越祭りは鮮やかな山車とお囃子、
舞とともにさらなる彩を与えてくれます。
そこで今日はそんな川越祭り2018の魅力を
日程、見所などを中心に調査!駐車場、アクセス情報と
ともに紹介していきますのでお楽しみに!
忙しく過ぎ去っていく毎日の喧騒から抜け出して、
ぜひあなたも小江戸の風景に身を寄せてみては
いかがでしょうか?
目次
歴史深い川越祭り…曳っかわせってなに?
川越祭りとは、360年の歴史を守りぬいてきた
氷川神社例大祭をいい、神幸祭や山車による
祭礼が行われます。
石岡のおまつり(茨城県)、佐原の大祭(千葉県)とともに
関東三大祭りと称され、国の重要無形民族文化財にも
指定されている凄いお祭りなんですよ。
今年の参加する山車はすでに決まっています。
・大手町 (鈿女の山車)
・岸町二丁目 (木花咲耶姫の山車)
・三久保町 (賴光の山車)
・新富町一丁目 (家光の山車)
・新富町二丁目 (鏡獅子の山車)
・末広町 (髙砂の山車)
・菅原町 (菅原道真の山車)
・仙波町 (仙波二郎の山車)
・通町 (鍾馗の山車)
・中原町 (重頼の山車)
・西小仙波町 (素戔鳴尊の山車)
・松江町二丁目 (浦嶋の山車)
・宮下町 (日本武尊の山車)
・元町一丁目 (牛若丸の山車)
・連雀町 (道灌の山車)
・六軒町 (三番叟の山車)
・脇田町 (徳川家康の山車)
・川越市 (猩猩の山車)
以上19の山車が時代絵巻を描きながら
川越市内を練り歩きます。
それぞれには表記の動物や人を象られた
人形、演舞者が乗り、お囃子に合わせながら
美しい舞を披露するのが特徴です。
その中でも夜に行われる
“曳っかわせ”(18:30~21:00頃まで)は見もの!
山車同士が鉢合わせした際お互いに囃子台の
正面を向け、その舞いを競いあうのです。
これには特に勝敗はないといわれていますが、お囃子の音と
舞が入り乱れ、それに合わせて提灯が乱舞する光景には
幻想的かつ圧倒的な迫力を感じる事が出来ます。
川越祭り2018の日程とその見所
川越祭りは、毎年10月の第3土曜、日曜日に開催されます。
※詳細な時間に関しては決定次第祭りの
公式HP(http://kawagoematsuri.jp/index.html)にて発表。
会場…本川越駅、札の辻といった川越市中心地一帯
川越祭りの最大の見所はやはり山車同士の
お囃子、舞が入り乱れる曳っかわせ。
2台、時に3台の山車が向き合う事も珍しくなく、
それぞれの町の男衆のかき乱すような掛け声に
祭りのボルテージは一気に高まります。
また、山車をゆっくり楽しみたいという方ならば、
初日の18:00頃から行われる宵山の山車飾りがおすすめ!
一番街を中心に山車が飾り置きされます。
1台1台の山車に施された職人の業に圧巻されそうですね。
昼の川越祭りと夜の川越祭りの違いとは?
川越祭りには昼と夜それぞれ違う
楽しみ方があるといわれています。
昼はそれぞれの山車に乗った人形や彫刻などを
見比べたり、自在に操る鳶や曳き手の姿の妙技に
ついつい目が行きます。
夜は山車の提灯に灯しが入り、幻想的な姿が
行き交う中お囃子が入り乱れて提灯が乱舞する
曳っかわせを楽しむ事が出来ます。
川越祭り2018の混雑予想
川越祭りは毎年100万人近い観光客が訪れます。
雨でも荒れていなければ決行されるので、
秋晴れの気持ちいい時には混雑を充分覚悟。
油断せず行きたいですね。
今年の天気がどうなるか分からないので
その辺に関しては分かりませんが、皆さんが
行きたがるのはやはり曳っかわせ。
この時間帯に関しては一気に
人手が増すので避けたいですね。
出来る限り電車や駐車場の混雑を避けたいのであれば、
曳っかわせが行われる1時間前と祭り終了1時間後を
目安に移動する事をおすすめします。
また、混雑するという事は交通規制も当然あります。
JR川越駅~市役所一体は両日10:00~22:00まで
規制されるので、この辺には充分注意して行動したいですね。
これはディズニーランドなどのテーマパークでも
いえる事ですが、パレードなどで人が動いている間に
空いているアトラクションに行く、のような動きを取ると
混雑に左右されず祭りを楽しめると思いますよ。
美味しい屋台が1000台以上出ることでも有名なので、
美味しい食べ物を頬張りながら楽しむのもいいでしょう。
川越祭りへのアクセスと駐車場情報
都心部に近いという事で、HPによれば
車での来場よりも公共交通機関をおすすめ。
在来線の多い関東らしく、ちょっとやそっと
乗り遅れたくらいでは慌てる必要もないでしょう。
《池袋駅》→東武東上線→《川越駅》
《新宿駅》→JR埼京線→《川越駅》
《西武新宿駅》→西武新宿線→《本川越駅》
《横浜駅》→東急東横線→《川越駅》
《池袋》→国道254号線→《川越市内》
《与野IC》→首都高速→《川越IC》
《八王子IC》→中央自動車道→《八王子JCT》→
中央自動車道→《鶴ヶ島JCT》→中央自動車道→《川越IC》
《八王子IC》→中央自動車道→《八王子JCT》→《川島IC》
駐車場は会場周辺に臨時駐車場が無料開放されます。
※全体的に9:00~14:00くらいまでの間に行くと
停められる率が高いようです。
最後に
いかがでしたでしょうか?
山車がたくさん出る祭りだとついついそっちに
目が行きがちですが、それを盛り上げる音楽=お囃子にも
やっぱり目を向けてほしいですね。
お囃子集団は全部で38団体。
うちその流派は約9つに分かれています。
その違いを楽しんでみるのも祭りツウには
たまらないのではないでしょうか?
お囃子って楽しいけどコンクリートの上で
やるから次の日の筋肉痛がハンパないんですよね~。
でもそんな事はまったくもって気にしていない
踊り手の楽しそうな笑顔を見るのも
また嬉しくなってしまいそうですね。
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