「心も身体もリフレッシュしたいなら…」
だる~い残暑にまだまだ悩まされている人は
少なくないでしょう。
特に汗っかきな方、夏バテになりやすい方には
本当に堪えてくる季節ですよね。
そこで今日は、そんな方達におすすめの
万能アイテム「ハッカ油」の使い方と
効能について紹介していきますね。
え?ハッカ油て虫除けでしょ?
てなぐらいにしか知らなかったそこのあなた!
是非、これを機にハッカ油を活用しまくっちゃってください。
きっと身も心もリフレッシュ!する事
間違いなしですよ。
目次
ハッカ油とは?
ハッカはミントの和名であり、
シソ科ミント属にあたります。
その中でも基本的には「ハッカ(薄荷)」と
いうと「ニホンハッカ」に由来するとか。
ほぼ多年草のなかでも、ニホンハッカは
珍しく一年草だといわれています。
ハッカ油は、ミントの葉を乾燥させて抽出した
油のことをいい、北海道では「ハッカ油」の
名前でお土産としても親しまれています。
最近はドラッグストアでも「ハッカ油」の
名前で700円~くらいで購入出来ますよ。
ハッカ油の知られざる効果・効能
ハッカ油といえばあのスキッとした
匂いが特徴的ですよね。
その匂いで、身体や身の回りには
こんな効果・効能があらわれます。
・殺菌
・消炎
・消臭
・虫除け
…ではでは、実際皆さんどんな使い方を
しているのか、ちょっと見てみましょう。
市販品はもういらない?ハッカ油の便利すぎる使い方
ハッカ油には、一般的に知られているものから
意外なものまで、かなりおすすめな使い方が
目白押しです!
熱中症と汗対策
ハッカ油には消臭・殺菌効果があるので、
制汗スプレーとしてシュッシュと吹きつければ
クールな香りでもスッキリ一石二鳥です。
また、ハンカチやウェットティッシュに
吹き付けて身体を拭くだけでも、
汗取りシートでだいぶ気分がリフレッシュします。
おでこにピタッとしておけば、市販の
熱さまシートも敵じゃありません。
スプレーしてから眠れば、扇風機だけでも
充分身体が冷えますよ。
作り方は簡単。
100均などで販売されているスプレーボトルに
水とハッカ油を3~5滴入れるだけ。
ティッシュなどには直接垂らせばいいだけです。
化粧水
えー!化粧水!?と、驚かれるかもしれないですが、
通常使っている化粧水に1滴プラスするだけ!
すると毛穴がキュッとしまり、
だらだら出がちな汗も止めてくれます。
逆に服の汗を吸い込む部分に染み込ませて
おけば、匂いも汗も受け止めてくれいつでも
爽快感のある服になります。
入浴剤orアフターケア
入浴剤としてハッカ油を5滴ほど入れると、
それだけで背筋ゾクゾク~なお風呂に大変身。
シャンプー後の頭になじませてモミモミすれば、
お手軽ヘアトニックにも使えます。
また、お風呂上がりにコメカミやうなじに
塗り込むのも効果バツグン。
寝苦しい夜とはこれでもうおさらばですね。
ハッカ油でお手軽民間療法
ハッカは元々漢方薬の一種として胃腸薬の
役割を果たしてきました。
胃腸薬を飲むとスキッとした感じになるのは
このためだったんですね。
常備薬として胃薬がない時や、どうも
食欲が湧かない…なんて時には、コップに
水+ハッカ油1滴をぐいぐい飲み干しましょう。
海外ではミントジュレップといって、
ビール代わりに冷たくして飲まれているんですよ。
また、同じ要領でマウスウォッシュとしても
使えるので、市販品と違って飲み込んで
しまっても安心です。
ついでに、鼻炎や咳でお困りな方は鼻の下や
胸元に塗っておくと吸い込んだハッカ油の
香りでスッキリしますよ。
スッキリ虫除け!
ミントを外に植えておくと虫が寄ってこないと
いうのを聞いたことがありますか?
蚊やゴキブリ、ダニといった虫は特に
ハッカの香りが大嫌い!
前述したスプレーを身体や布団にふりかけて
おけば、なんと虫除けにもなるのです。
ペットや赤ちゃんが居て市販品は使えない…
なんて家庭にはぴったりですね!
また、殺菌作用があるのでフローリング
などにも噴霧して掃除すれば、カビなどの
繁殖も抑えられます。
特に気をつけたい注意点は?
ハッカ油を使う際、気をつけたい注意点を
挙げたいと思います。
①原液に注意
少量でも充分に効果はあり、さらに肌の
乾燥を促してしまうからだといわれています。
使う際は水などに混ぜ、薄めて使いましょう。
また、掃除などに使う際は、ゴム手袋などを
して使うようにしたいですね。
ちなみに、1本20mlほどで販売してる
ハッカ油を1ml単位で使う事はまずありません。
使うとしても1回に多くて10滴ほどなので、
初めての人は特に分量に注意。
効果が欲しいから!と、ドバドバ入れるなどの
無理はしないでくださいね。
②猫には危険!
人間やイヌ科など、雑食系の動物の肝臓には
有害物質を分解して解毒する機能があるので、
犬のダニ対策にも使われているハッカ。
しかし、残念ながらネコ科やフェレット、
小鳥などはその解毒機能がないため、強い
中毒症状を起こしやすいといわれています。
最後に
「ハッカといったら…」
ハッカといったら、個人的にはサクマ式
ドロップに入っていたハッカ味のイメージです。
ちなみに、サクマドロップスとサクマ式
ドロップスがあるって知ってました?
内容物も微妙に違うんです。
サクマ式ドロップスは佐久間製菓株式会社
サクマドロップスはサクマ製菓株式会社
という違いがあり、サクマ製菓株式会社の
前身が、佐久間製菓株式会社だったそうです。
ややこしや~と思っていましたが、有名な
ジブリの映画「火垂るの墓」に登場するのが
サクマ式ドロップスですね。
年代が太平洋戦争時代で、映画の影響で
復刻版が販売されていました。
ハッカ油からずんずん違う話になっちゃいましたが、
ちょっと息抜きなトリビアでした。
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