本日お届けするのは《赤ちゃんの虫歯菌》
「熱い食べ物をフーフー冷ます」
「自分の使ったお箸やスプーンで赤ちゃんに食べ物を与える」
ママやパパならば普通に行ってしまいがちな
この行動、実は赤ちゃんに虫歯菌を
うつしてしまうNG行為だった?!
という事で今回は赤ちゃんに虫歯菌はうつる?
予防&注意点をご紹介致します!
注意すべき点をしっかり押さえ、
可愛い赤ちゃんのお口を
虫歯菌から守りましょう!!
虫歯菌とは?
■虫歯菌
虫歯の原因になると言われている細菌が
ミュータンス菌と呼ばれる、
いわゆる虫歯菌の正体!
1/1000㎜とごく小さく、球状の細菌です。
この虫歯菌が歯垢であるプラークに住みつき増殖、
食べ物や飲み物などの糖質をエサに
酸を作り出します。
その酸が、歯のカルシウムやリンを
溶かすことが虫歯のきっかけになるのです。
赤ちゃんに虫歯菌はうつるの?
赤ちゃんに虫歯菌がうつってしまうって
本当なの?
答えは《YES》です。
一般的に、2歳くらいまでのお子さんの
口の中には、虫歯の原因となり得る細菌は
存在しないといわれています。
ではどうして虫歯になってしまうの?
それは、周囲の大人からの虫歯菌の感染に
よるものなのです。
唾液を介して感染する虫歯菌は
親子間だけではなく、
恋人同士のキスでも感染します。
虫歯菌をうつさないためにいつからいつまで予防すればいい?
【虫歯菌をうつさないための予防時期】
一般的に2歳半までに口内に虫歯菌が
いるか否かで、その後の口内環境が
大きく変わる、といわれています。
特に移りやすい時期としては、1歳半~2歳半まで。
感染が遅くなればなるほど、
虫歯になりにくくなるとされています。
上記を踏まえ、誕生から3歳ころまでが
虫歯菌をうつさないように心がけたい
予防期間だと言えそうです。
虫歯菌をうつさないために注意するべきことは?
唾液を介して感染してしまう虫歯菌。
では、虫歯菌をうつさないための
注意点をみていきましょう!
■両親の歯のメンテナンス
まずはパパやママの口内環境を整える事が重要!
虫歯の治療はもちろんのこと、
定期的なクリーニングで口内を
清潔に保つよう心がけましょう。
赤ちゃんへの虫歯菌感染への観点だけではなく、
ご自身の歯や歯茎の健康寿命を延ばすためにも
大切です。
■口移しはNG!
熱くないか確かめるために、
一口かじってお子さんへ・・・などもNG!
唾液を介してお子さんに虫歯菌が
うつってしまいます。
固い物を口内で咀嚼して与えるなどの行為は
もってのほか!
絶対に行わないようにしましょう。
■お箸やスプーンなどの共有
パパやママが使ったお箸やスプーンで
お子さんに食べさせる、
またストローの共有などもやめましょう。
食べ物や飲み物だけではなく、
虫歯菌も一緒にお子さんのお口へと
運んでしまう事に。
■熱い物は自然に冷ます
熱い物をフーフーと息を吹いて冷ます行為も、
虫歯菌感染のリスクを高めてしまうためNG!
口から飛んだ唾液が食べ物に付着、
唾液中の虫歯菌がお子さんへと
感染してしまいます。
熱い物は息を吹いて冷まさず、
しばらく置いて自然に冷ますように
しましょう。
■キスはほっぺに
可愛い赤ちゃん。
プルプルのお口にキスしたい気持ちを
グッと抑えて、3歳になるまで
キスはほっぺにを心がけると良いですよ。
最後に
いかがでしたでしょうか。
赤ちゃんにうつってしまう《虫歯菌》
スキンシップはとっても大切、
感染源を完全に遮断するのは
困難な点もありますが、口移しやカトラリーの
共有はしないなどを徹底するだけでも、
虫歯菌の感染リスクを減らすことが可能です。
可愛い赤ちゃんのお口の健康を第一に
考えてあげたいものですね。
また、どんなにパパやママが気を付けていても、
ついうっかりおじいちゃんと
おばあちゃんから!!なんてことがない様、
角が立たない程度に予め
お話しておくと良いかもしれません。
可愛い孫が虫歯で苦しまないため・・・と
分かっていただければ、
喜んで協力してくれると思いますよ。
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