GDPとは何か?子供にも分かるようにわかりやすく簡単に説明するには?



「TPP 」「OPEC 」「WHO 」「TOPIX 」「JIS」
などなど、新聞やTVのニュースで目にする
アルファベットの略語はたくさんあります。

その中でも経済ニュースでよく出てくる
略語の一つが「GDP

経済用語は一般的にあまり
馴染みのないものも多く、聞いたことがあっても
しっかりと理解できている人は少ないのでは
ないでしょうか。

GDP(ジーディーピー)という言葉は
知っているのだけれど、それが
何を意味するのかは
分かっているようないないような。

ということで、今回は経済用の略語の一つ、
GDPとは何かを子供にも分かるよう
できるだけわかりやすく説明してみたいと
思います。

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GDPとは何か?

GDPの正式名称は「Gross Domestic Product」で、
日本語では「国内総生産」と訳します。

「Gross」は経済用語では「総体」「全体」を
表します。

「Domestic」は国内、そして「Product」は
生産品や製品、つまり販売目的
作られた物のことです。

これを合わせてGross Domestic Product、
略してGDPというわけですね。

では、GDP(国内総生産)とは
何のことを言うのでしょうか。

辞書を引くと「一定期間内に国内で生産された
付加価値の総額
」と出てきます。

でも、これではちょっと分かり難いですね。

GDP(国内総生産)は経済を統合的に判断する
統計「国民経済計算」の中の一指標で、
GDP伸び率経済成長率となります。

原則として市場で取引された財やサービスが
計上されます。

財やサービスを売って得た利益の総額が
GDP(国内総生産)
となるわけですね。

市場で取引されない活動はGDPに
含まれませんから、家事労働や
ボランティア活動などは除外されます。

つまり、ここで言う「付加価値」とは、
商品の生産額から燃料費や材料費などの
減価償却費を差し引いた
利益の合計のことなのです。

また、市場で取引されたとしても、
期間内に生産されていない骨董品などは
除外されますし、生産の過程で必要となる
材料などの取引(中間財)も対象にはなりません。

あくまでも、期間内に新しく生産された
生産物(最終財)やサービスの取引によって
得た対価の総額を言います。

ただし、この定義は「生産面から見た定義」で
GDPにはその他に「所得面から見た定義
支出面から見た定義」の合わせて
3つの定義があります。

所得面からの定義とは、市場の取引によって
得た利益を給料(民間)税金(国)そして
残りを企業利益として分配したものの
総額のことです。

給料として得た収入は生活に必要なもの
を購入するために支出され、
国が税金として得た収入は国民への
サービスとして支出され、
企業は生産のために必要なものを購入するため
投資という形で利益を支出します。

このそれぞれの所得からの支出総額
支出面からの定義です。

「生産面から見た定義」「所得面から見た定義」
「支出面から見た定義」の3つは理論上は
同じ値になるので、これをGDP
三面等価の原理」と言います。

日本のGDP(国内総生産)は内閣府から
発表されますが、その詳しい計算方法は
公開されていません。

これは他の国でも同じように秘密にされています。

GDPを子供にもわかりやすく説明しよう!

前のところでGDPが何かを簡単に
説明してみましたが、もう少し具体的な例えで
考えて見たいと思います。

スーパーに買い物に出かけて、
牛乳とチョコレートと小麦粉を
買ったとしましょう。

牛乳が180円、チョコレートが200円、
そして小麦粉は250円でした。

180円の牛乳のパックを作るために企業は
農家から牛乳を仕入れ、パックの材料を購入し、
工場で詰める作業を行い出荷します。

この一連の工程に100円の経費が
かかったとすると、企業の儲けは
80円になります。

同じようにチョコレートの利益が50円、
小麦粉には100円の利益が出るとすると、
今回の買い物で出た利益は80円+50円+100円で
230円ですね。

これが一年間に一つの国の市場で出た利益の
合計とすると、230円が
その年のGDP(国内総生産)になるわけです。

GDPが上がるとどうなる?

現在日本GDP世界第3位ですが、
数年前まではアメリカに次いで2位でした。

目覚ましい成長を続ける中国に抜かれ、
今では2位の中国とは2倍以上の差ができています。

GDPとはその国の市場で生み出された
利益の総額ですから、GDPの値が上がれば
大きな利益を得たことになります。

給料上がり、人々が多くのものを購買して
消費することで市場活発になります。

企業は儲けた利益を投資に回すことができ、
生産量が増えて市場に出回る製品が
増えることに繋がります。

GDPが上がると景気が良くなり、国の経済が
成長したと判断される
のです。

日本は高度成長期にGDPを大きく伸ばしましたが、
その後バブルの崩壊や東日本大震災などで下降。

今また少しずつ盛り返していますが、
やはり何と言っても中国の伸び続けるGDPは
そのうち1位のアメリカを抜くかもしれない
とまで言われています。

それだけ、中国経済の発展は世界の中でも
飛び抜けているということなのですね。

最後に

GDP(国内総生産)とは何なのか、
お分かりいただけたでしょうか。

専門的にはもう少し付け加える必要が
あるのでしょうが、だいたいこのようなものだと
分かっていただければ良いのでは
ないかと思います。

世界の国々を見てみると、経済的に豊かな国で
暮らすことができるというのは幸せなことです。

GDPについて知ることで我々が働く意義も
見えてくるのではないでしょうか。


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