言わずもがなの意味とは?例文や使い方を交えてご紹介!



言わずもがな」と聞いても、どうやって
使うのかすぐには思い浮かべることが
難しいのではないでしょうか。

普段の会話の中では
あまり聞くことがないですよね。

どちらかといえば古い言い回しですから、
年配の方でしたら使うことも
あるかもしれませんけれど。

またスピーチやプレゼンなど、ちょっと
かしこまった場面では
今でも使われているかもしれません。

こういった言葉は、意味や使い方を知った上で
上手に会話混ぜてみると、ワンランク上
会話ができるものです。

そこで今回は「言わずもがな」の意味などに
ついて調べてみることにしましょう。

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言わずもがなの意味とは?

「言わずもがな」は一つの言葉にしては
少し長く感じますよね。

この言葉は「言わず」「」「がな」に
分けることができます。

「言わず」が動詞「言う」と打消しの
助動詞「ず」で「言わない」というのは
お分かりですね。

そして終助詞「もがな」は願望を表す
助詞「がな」と、それに呼応して願望の中心に
あるものを示す助詞「も」が
一つになったものです。

これらを合わせると「言わない方が良いこと、
言う必要のないこと
」となります。

元々はこの「言わない方が良いこと、
言う必要のないこと」と言う意味だけでしたが、

そこから派生して「言うまでもないこと、
当然のこと
」と言う意味でも
使われるようになりました。

言わずもがなの使い方は?

先ほども書きましたが「言わずもがな」には
ふた通り意味がありますので、
前後の文章からどちらのニュアンスで
使われているのか判断しなくてはなりません。

・「言わずもがなのことを言う
これはわざわざ言わなくても良いこと、
どちらかといえば言わない方が良いことを
誰かが言っている時に使います。

・「彼は言わずもがな、それは皆が同意していること
この場合は、皆が同意していることだけれども、
中でも「彼」が同意するのは当然なことだと
言っているわけです。

言わずもがなの例文

1. 言う必要のない「言わずもがな」

彼は商品知識が豊富で人当たりも良いのだが、困ったことに顧客の前で言わずもがなのことを言うくせがある。

本日は晴れの舞台にお招きいただきまして光栄に存じます、言わずもがなのことではございますが、私はこの大学の卒業生でございます。

君はいつも一言多いんだ、彼女を怒らせたのだって言わずもがなのことを言ったからなんだろ?

 

2. 当たり前のことの「言わずもがな」

親の仕事で小さい頃から海外で暮らしていた彼は、英語は言わずもがな中国語もスペイン語も話せます。

私は酒飲みの常で甘いものが苦手なので、饅頭は言わずもがなチョコレートやビスケットも口にしません。

小さい頃に溺れかけたことがあるので、海は言わずもがなプールで遊ぶのも好きではありません。

車は走る凶器ですから初心者は言わずもがな、熟練者も運転には十分気をつけなくてはなりません。

 

言わずもがなの類語は?

・「言うべきではないが」
・「言う必要はないが」
・「口にするべきではないが」
・「言うに及ばないが」

 

・「当然のことながら」
・「言うまでもないことだが」
・「明らかであるが」
・「無論のことであるが」

 

言わずもがなを英語に直すと?

1. 言う必要のない「言わずもがな」
It might well be left unsaid.

It would be better to leave it unsaid.
(そんなことは言わずもがなだ)

2. 当たり前のことの「言わずもがな」
not only … but

I not only heard the strange sound but also saw the flying saucer.
(不思議な音を聞いたのは言わずもがな、私は空飛ぶ円盤を見たのです)

to say nothing of …

He doesn’t even drink alcohol to say nothing of smoke.
(彼は、タバコは言わずもがな酒も飲まない)

He is a gambler, so he loves horse race to say nothing of casino games.
(ギャンブラーの彼は、カジノは言わずもがな競馬が大好きである)

最後に

本来、言う必要のないことを意味していた
「言わずもがな」ですが、

現在はどちらかと言うと「当たり前の、
もっともな」という意味合いの方が
強くなっているような気がします。

言葉は時代に合わせて常に変化して
ゆくものですから仕方のないことかもしれません。

古風な香りのする言葉の中には
消えてゆく言葉も多いのですが、
美しい日本語はできれば後世までも
ずっと残していきたいものですね。


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