「久々に出したおもちゃが…」

子供が小さな頃に使っていたおもちゃ。
友人の子にあげようと思い押し入れの奥から取り出してみました。

あれ、動かない?なんだ、
電池切れかー…と後ろの電池カバーを開けてびっくり仰天!

なんと中に入っていた乾電池がドロドロ、
カスカスになっているではないですか!?

えー、待って!これって液漏れってやつ?
なんでなんで?動かしてなかったのに…。

そこで今回はそんな乾電池の不思議現象液漏れ原因や処理方法、
防止策などについて調査。多彩な原因に驚きました。

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未使用品でもなる!?液漏れの原因とは?

乾電池の液漏れと聞いて乾電池の差しっぱなしが原因と思っている方は多いはず。

ところが今回、
乾電池の液漏れの原因がそれだけに留まらず筆者驚きを隠せません。

1.未使用品
未使用品…これはすなわち不良品です。

原因は出荷時などに起こる落下や変形、
高温・多湿によって乾電池内部が錆びたり
ショートを起こしてしまった為に起こるのだとか。

こればかりは使用するお客さんにとって、
表面上でわかり得ないものがほとんどなのでどうしようもありません。

2.電池の逆挿入

これはよくある事例。

電池としては通常に動いているつもりですが、
実はショート状態の電流が流れ高温化。

ものによっては数分で液漏れを起こします。

3.貴金属とのショート
乾電池の先である+、-の端子部分が
貴金属であるネックレスやキーチェーンなど導電性のあるものと
ある程度の時間接続されていると起こります。

もちろん故意に起こすのはご法度!

4.新旧、または異種乾電池の混在使用
電池が足りなくなった際などについしがちな混在使用。

異なる品種(アルカリ×マンガンなど)、
銘柄(エボルタ×アルカリなど)や新旧混在は、
電池容量の少ない方から過放電が起こり多い方を強制過放電の状態に。

こうなると電池内部で高圧力が起こりガスを発生、
液漏れに繋がります。

5.使いきった乾電池の残留ガス
使いきった乾電池だからといってずっと放っておくと、
電池内部に残っている放電ガスにより

継続的な化学反応が微量ながら起こり
液漏れを引き起こすことがあります。

6.スイッチが入ったままの放置
冒頭にあったようなおもちゃなどで起こる液漏れでよくある原因がこれ。
4の状態が継続したために起こります。

リモコンなど使用されていない待機時間が長い電子機器にもよく起こる原因です。

気を付けないと自分も二次被害!液漏れの処理の仕方教えて

液漏れによって出てきた通称電解液は、
乾電池エボルタやアルカリ乾電池、オキシライド乾電池の場合
時間が経つと二酸化炭素と反応し結晶化します。

これは結晶化しているからといって油断は禁物。
水溶性の水酸化カリウム(強アルカリ性)の電解液が出ています。

マンガン乾電池の場合は水溶性の塩化亜鉛(弱酸性)が出ており、
上記ほどでないにしても以下のような同様の問題が起こります。

・素手に放置しておくと化学火傷を起こし、
目にはいれば失明の恐れが非常に高いので処理には細心の注意が必要

まずゴーグルゴム手袋をして、出来るだけ粉の状態でティッシュなどを使い除去
それからウエットティッシュなどで拭き取ります。

衣服や皮膚についてしまった場合には早めに流水で流し、
目に入ってしまった場合には医師の判断をあおぎましょう。

機器に関しては、電解液を綺麗に取り除いたあとに
無水エタノールを使って端子部分を拭くと復活率が高いとか。

もちろん、機械内部にまで電解液が浸透してしまっている分には
復活が見込めないので諦めも肝心です。

乾電池の捨て方も大切!?知っておきたい液漏れ防止策

さてさて、逆挿入は間違えないようにすれば問題ないことですが、
これ以外の原因はやはり気を付けなくてはいけません。

例えば新旧混在。
いつのまにか引き出しの中で一緒になっちゃってることありますよね。

そこで持っておきたいのが乾電池のバッテリーチェッカー
その名の通り、簡単に乾電池のバッテリー残量をチェック出来るので、
あると非常に助かります。

ヨドバシやAmazonなどで買えますが、
簡単に知りたいだけなら100均でも乾電池コーナーにありますよ。
こちらは乾電池いらずです。

ところで皆さん、乾電池の用途は分けてますか?

例えばリモコンや時計など長い期間使うものならマンガン乾電池、
車のおもちゃなどバッテリーよりも馬力が欲しいならばアルカリ乾電池
といった具合です。

要は持久力があるかどうかということなのですが、
これだけでも液漏れ防止の面ではだいぶ違いますよ。

面倒でなければ不必要な時には外しておきたいですね。
また、乾電池、機器ともに水滴や塵などが付着していないことを
重々確認して使用しましょう。

そうそう、忘れちゃいけないのが捨てるとき。

要らない乾電池をまとめて捨てることは多々ありますが、
よく「危険物」と書いて一般ごみと別日に回収されます。

要は原因にもあった貴金属や他乾電池とのショートを防止するためです。

この時、ビニール袋などに入れると思うのですが、
+、-の部分をビニールテープなどで包むようにして捨てるといいそうです。

最後に

「用途を正しく使って安全に」
とあるサイトに乾電池の残留ガスを知るには+の突起を舐めると
「ビリビリ」で分かるなんて言葉がありました。

子供の頃スーパーファミコンのアダプターを舐めて
「ビリビリ」に驚いたなんて事をよく聞いたけど、
まさか大人になってもいるとは驚きです。

良いこは真似しないように!

あると便利な乾電池ですが、
たまになかなか見つけられず混在使用しちゃうことありますね。
まさか液漏れの原因の1つだったとは…以後気を付けます。

先日職場の先輩は、お宅の使われてない部屋のTVをつけようとリモコンをいじってみたら
こちらも液漏れを起こして一切動かなかったのだとか。

大事に至らず良かったですが、案外危険はどこにでもあるんですね。


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