「警察官もサラリーマン?」

たまに刑事ドラマを観ていると、いろいろな階級が出てきて結局誰が偉いのかしらと疑問に思ったりします。

若手の俳優なのに“エリート”と呼ばれたり、おじさん俳優でもかなりの下っ端扱いだったり。

そんな時、平成の代表ともいえる刑事ドラマ【踊る大捜査線】では、織田裕二さん演じる青島が“サラリーマン刑事”だなんて言われていました。

これは元々コンピュータ企業の営業マンだったことから警察官への転職がきっかけ。

脱サラで警察官になるなんて面白いな~と思っていましたが、警察官も普通の会社と同じく経理があったり派閥争いなど子供ながらに分かりやすく親しみやすいドラマでありました。

そこで今回は、この何だか気になる警察官の階級や役割、お給料なんかについて調べてみました。

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警察は完全階級制度?警察官の階級と役割は?

日本の警察は完全な階級制度。自分よりも階級の高い上の方へは絶対服従しなくてはならないとされています。

しかしこの階級は昇任試験に合格することで上がることができ、努力次第では学歴などに関係なく上がることが出来るのが特徴です。

ちなみに、まえがきでも触れた【踊る大捜査線】では、たびたび“所轄”という言葉が飛び、上の人が手を出してしまった事件には介入できなくなるということがありましたっけ。

警察の階級は官職最高位である警察庁長官を除き、大きく分布すると9階級に分かれます。このうち、よく聞く警視庁の警察官は巡査部長以上の人しか在籍していません。

■ 巡査
一番下の階級。わかりやすくいえば交番のおまわりさん。地方公務員(いわゆるノンキャリア)はここからスタート。

■ 巡査部長
新人教育係。

■ 警部補
警察署では係長。警視長ならば主任クラス。キャリア組は最初からここ。

■ 警部
警察庁、警視庁では係長クラス。県警本部では課長補佐ですが、所轄では課長クラス。

■ 警視
警視庁では課長補佐。県警本部では課長クラス。

■ 警視正
警視庁参事官、主要課長などとして県警本部のまとめ役としては本部長や部長と呼ばれる。

■ 警視長
警視庁本部部長。県警本部長クラスでノンキャリア組の最終階級。

■ 警視監
国家公務員。警視庁本部の主要部長にあたり、県警本部長、刑務部長とも呼ばれる。

■ 警視総監
日本でたった一人にのみ与えられる階級。内閣総理大臣の承認が必要。

ちなみに、【こちら葛飾区亀有公園前派出所】の“両さん”こと両津勘吉は巡査長だそう。
上司の大原部長よりは下に当たりますが、経験年数的に周囲の派出所メンバーよりリーダー格にあたります。

正式な階級ではなく、いわゆる名誉階級といわれています。

警視総監はいわずもがな警察の中でのトップ。定員は1人しかいません。会社でいうところの社長。
さらなる上が会長にあたる警察庁全体のまとめ役・警察庁長官になります。

よくドラマで見かける警部補、警部がいわゆる刑事さん。
事件の解決などをするひとですね。
先に話した所轄と呼ばれる会社でいうところの支店にそれぞれ配属されています。

【踊る大捜査線】で有名なおじさん3人組“スリーアミーゴス”は警視正、警視、警部にあたります。

ノンキャリアと呼ばれる人たちは都道府県の警察官採用試験を受けて警察官になった人たち。地方公務員とも呼ばれ、毎年15000人近くが採用されています。

試験に合格後、警察学校に入学と同時に巡査になり、卒業後各警察署へ配属されます。

逆にキャリア組と呼ばれる人たちは国家公務員と呼ばれ、国家公務員採用試験を通過した人たち。

【金田一少年の事件簿】の明智警視や【踊る大捜査線】の室井慎次、真下正義などがこれにあたります。

警察庁から入り、警察官僚としてステップアップしていく彼らは年にわずか10~15人程度。

最初から警察全体をまとめていきたい人たちがなる存在といえるでしょう。

なりたい人は自分が警察組織の中でどんな存在になりたいのかを考えて試験の勉強に励んでみてくださいね。

ぶっちゃけ給料はどれくらい?

ちなみにお仕事といえば気になるのがそのお給料ですね。

2018年の警察平均月給額は、高卒で約18万円、短大卒で約21万円、大卒で約24万円ほどになります。

その後は年齢と階級による序列。30代前半で約27万円、40代前半で約37万円。定年間近の50代後半で約43万円になります。

高卒はやはり低いか…と諦めるなかれ。高卒の利点は大卒よりも4年早く勤務ができるので、昇級試験にさえ合格すれば、高卒でも大卒より1年ほど階級をリード出来る可能性が高いんです。

ちなみに公務員には地域手当と呼ばれるものがあり、警視庁では約67000円。先に話した月給はこれがプラスされた額です。

この他、超過勤務手当(残業代)が約58000円、夜勤手当・休日勤務手当は約15000円ほどとされています。

そのため、新卒でも残業や休日勤務などを頑張れば月々15万円近く手当がつくといわれています。

そのため、年収平均は約515~813万円ほど。

キャリア組は大卒以上で、警部補からスタート出来るので最初から高年収が期待できるのはいうまでもありません。

最後に

「キャリアとノンキャリア」

昔から何かと資格が優遇される日本。

医師に看護師や介護士、弁護士なども当然そのために長い期間勉強して資格取得に手間をかけています。

私も一応国家資格と呼ばれる介護福祉士は持っていますが、それでもまだまだ勉強が足りないと感じている次第です。

でも中にはそんなこちらの気持ちは知ってか知らずか知識だけをひけらかす輩は多いもの。

特に上に行けば行くほどいるという悲しい現実があります。

今回はそんな日本を守る警察にスポットを当ててお話してきましたが、昔ほどでないにしてもやはりどこか黒い噂はあるもの。

キャリア、ノンキャリアと少し差別めいた言葉も存在するあたりその噂もなんだか真実めいてしまう部分があります。

これから警察を目指す皆さんはどんな存在を目指すのでしょうか?ぜひともお金だけではなく、人を守ることを第一に考えてくれる存在になってほしいですね。


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