「夏休み前に知っておきませんか?」
まもなく夏休み。
宿題と遊びの狭間でウキウキワクワクドキドキなお子さんも多いはず。
そして同じように思っているのは、特に宿題の面でドキドキな親御さんではないでしょうか?
そこで今回は、夏休み前に知っておくとちょっとハナタカなお話をご紹介。
皆さん、海の日や山の日の由来をご存知でしょうか?これ、分かるようで分からない人が意外と多いのだとか。
お子さんの自由研究のテーマにしてもいいでしょうし、ちょっとした豆知識として知っておくといいかもしれません。
海の日の由来は元々記念日?
海の日は7月の第3月曜日。
「海の恩恵に感謝し、海洋国である日本の繁栄を願う」
といった趣旨のもと、祝日法で1995(平成7)年に施行されました。海に囲まれた島国・日本らしいですね。
元々は「海の記念日」と呼ばれ、明治9年当時の天皇が東北を50日かけて巡航。
元の祝日である7月20日に青森~函館~横浜に帰着したとされたことを記念したといわれています。
それまではあまりイベントにごとに直結出来る祝日がなかったのですが、「海の日」を制定することで楽しみが増えたのもまた事実。
子供なら夏休みが始まる機会になりましたし、海の家なども営業日を決めるうえでいい機会になったとされています。
意外と前からあった?山の日
山の日は2016(平成28)年8月11日に国民の祝日として制定されました。
これにより残すところ祝日のない月は6月だけといわれましたが、2019年で平成の天皇陛下が退位したので12月23日も祝日ではなくなっています。
さて、そんな山の日は元々2014(平成26)年に制定はされていました。その後祝日になるまで2年間協議が行われていたわけです。
山の日は、「山の恩恵に感謝する」ための機会を山の日によって得て、もっと山に親しみましょうという意味で作られたとか。
まぁ、「海の日」があるんだから「山の日」があってもいいんじゃない?という安直な考えな気もします。
そして毎年8月11日にすることで、その次から始まるお盆休みに入りやすくするという意味合いもあるとか。
なるほど、これでまた連休が増えるわけですね。嬉しいのはみんなとは言い難いですが…。
実は空の日もあるらしい
海の日、山の日と聞いたら、やはり気になるのが空の日。
実は祝日としては指定されていないものの、9月20日を空の日として制定、そこから9月30日までを「空の旬間」としています。
この日は元々初の動力飛行が成功した昭和15年に制定された「航空日」。
その後民間機の航空再開(その間第二次世界大戦などで休止)した昭和28年から40年後の平成4年に親しみやすく空の日として改称されました。
今では全国各地の空港などで飛行機などの航空フェスティバルが行われており、多くの航空ファンに親しまれています。
ちなみに、陸・海・空といえばそれぞれを守ってくれる自衛隊の存在がありますね。
これらもまたその時期に合わせたフェスティバルを開催しており、国民を楽しませてくれているので興味のある方はぜひ一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。
最後に
「祝日はただの休みにしてはもったいない」
近頃は昔と違って祝日が増えすぎてしまっていて、なんだか以前よりもありがたみを感じなくなってしまったのが現状です。
子供ができてしまってからは祝日といったって休めないし、かといって仕事に行けないですからね。
でも逆に仕事を休める祝日は、私は思いきって地域のイベント情報をがっつりとチェック。
家にいてもつまらない!と常々思っている性分なので、子供も楽しめるイベントにはドライブがてら行くようにしています。
意外と知らない祝日やイベントもあって楽しいですよ。
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