「みかんを美味しく食べるには?」
コタツでみかんが美味しい季節になってきましたね。
みかんといえば1日2個食べれば健康や美容にいいとされていますが、実際どんな効果効能があるのか詳しいこと知ってますか?
どうせ食べるなら効果的に、かつ美味しくいただきたいですね。
そこで今回は、みかんの効果効能や美味しく効果的に栄養を摂取する方法について調べてみました。
皆さんもぜひ美味しくみかんを食べて今年の冬を乗り切ってみてはいかがでしょうか?
みかんの効果効能1.美容効果
みかんといえば豊富なのがビタミンC。
抗酸化作用があって美肌やアンチエイジングに効果的だとお肌へのアプローチとして摂る人は少なくありません。
毎日みかんを2個摂るだけで、1日に必要なビタミンCの摂取量をクリアしてしまうともいわれ、新陳代謝を促してくれることでお肌全体の水分量もアップします。
また、水溶性と不溶性の食物繊維をバランス良く含んでおり、どんな便秘タイプにもいいといわれています。
腸内環境を整えれば肌だけでなく身体の調子を整えることはいうまでもありません。
みかんの効果効能2.健康効果
みかんに含まれるビタミンAは、お肌はもちろん皮膚や粘膜を強くし、視力や聴覚の機能維持、成長促進にも効果がある成分です。
そのため、鉄分や葉酸に次いで妊婦さんへの摂取が薦められていますが、他の二つに比べて身体に蓄積されやすいので摂りすぎてしまうのはダメとも…。
みかんの含有量自体はそこまで多くないので1日2個目安ならば問題のない量です。
このほか、みかんに含まれるペクチンはコレステロールを下げ、血糖値の急激な上昇を抑える効果があります。
血管の老化の原因である活性酸素ですが、これを抑えるという意味ではβクリプトキサンチンと呼ばれる成分も約2000μg含まれています(なんとオレンジの約15倍!)。
血管を老けさせないという意味では、美容はもちろん健康の面でも動脈硬化を防ぐ働きがあり、骨を破壊する細胞を抑制する効果もあることから骨粗しょう症の予防にも効果があるとされています。
また、有名どころでのみかんといえばクエン酸。疲労回復や筋肉痛の緩和にも役立ちます。
漢方や七味唐辛子に含まれることの多い陳皮(ちんぴ)もみかんの皮を干したもので、咳止めや痰切り効果があることから風邪の予防にみかんを薦めるのも納得がいきます。
みかんの皮を入浴剤代わりにお風呂に入れれば冷え性や肩こりにも効果があります。
香りはリラックス効果があり、集中力を高めてくれる効果があります。
これは香り成分であるリモネンによるもの。
心を前向きにしてくれて、胃腸など消化不良にもいいとされていますから、妊婦さんのつわりなどにも効果的です。
体温を上げて代謝を高めてくれる効果もあるので、食欲を抑えて肥満の予防にも繋がります。
みかんの効果効能3.万能掃除術
こちらは食べるわけではないですが、みかんといえば先に話したクエン酸が掃除の味方として注目されていますよね。
食べ終えたみかんの皮に塩を塗ってシンクや鏡の掃除をしてみてください。水垢取りとして重宝しますよ。先に話したお風呂の際に塩と併用するのもいいかもしれませんね。
みかんの効果的な食べ方は丸ごと
みかんといえば外皮だけでなく、周りについた筋や内皮も向いて食べる人は少なくありません。
実際少し厚い内皮だと食べたくなくなるのもわからなくありませんが、ここにこそ栄養が多く含まれているので丸ごと食べるのがおすすめだとされています。
特に取りがちな白い筋はヘスペリジンと呼ばれるポリフェノールの一種。実に比べて約40倍の3800μg含まれるこれには冷え性を抑える効果が多く含まれています。
みかんの摂取目安量は1日2~3個。美味しくてついつい食べがちですが、この辺で抑えておかないと逆に成分の摂りすぎにも繋がるので注意が必要です。
食べるタイミングとしては食前と食後どちらもおすすめされていました。
個人的には総合的に見て、脂肪燃焼を促す面でも血糖値上昇を抑える面でも食間が一番良いのではないかと思います。
最後に
「万能なみかんを旬のうちに食べたいですね」
みかんの旬は11月中旬から3月頃まで、とされています。
今回の効果効能、まさに見れば見るほどみかんがいかに冬場に適した果実なのかがわかりましたね。
冬はみかんやにんじん、カボチャといった暖色系の食材がいいといわれています。
みかんは中でも食べやすいので大人からお子さんまで好き嫌いがあまりなく、昔から家族みんなで馴染みやすい食材の1つなのではないでしょうか?
かくいう筆者はみかん大好き。りんごも好きですが、食べやすさからも目の前にあったらみかんを選んでしまいます。
なんなら箱入りみかんも一人で食べてしまいたいくらいです。
みかんにも種類が多くありますから、自分好みのみかんを見つけて寒い冬を乗り越えたいですね。
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